定期演奏会も1ヶ月を切っていますが、まだまだ練習不足が顕著な三重人です(汗)。
「もう、あれしかない。」と思い立ち、車で15分の距離にあるパワースポットへ向かいました。
その場所は、「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」。スピリチュアルなそのパワーは密かに伊勢神宮を凌ぐとも言われており、「神様に呼ばれた人しか行けない神社」として、神社・お寺好きの間ではかなり有名な神社で、三重県内では、伊勢神宮、二見興玉神社に次いで参拝者が多く、地元の人からは「椿さん」として親しまれています。
椿大神社は、全国に二千以上あると言われる猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)を祀る神社の総本社で、ものごとを良い方向に導いてくれるみちびきの神様であると共に、土地や屋敷の守護神とも言われていて、地鎮祭の時はこちらで授与していただいたお砂をまくと末永く家を守ってくださると言われています。

【椿岸神社】
今回私が向かった目的は、椿大神社別宮である椿岸(つばききき)神社への参拝(神頼み)です。椿岸神社は、猿田彦大神の妻神である天之鈿女命(アメノウズメノミコト)がお祀りされており、「鎮魂の神」「芸能の祖神」として、俳優(わざおぎ)芸事をはじめ、あらゆる芸道の向上、また、縁結び・夫婦円満の守護に霊験あらたかとして、古来より信仰されています。

天之鈿女命といえば、岩戸開き神話で有名ですよね。トランスしながら色っぽく踊り、神々を笑わせ、岩戸に引きこもった太陽の女神 天照大神(アマテラスオオミカミ)を外へと誘い出しました。自分の体に神を乗り移らせ、そして神を喜ばせるというのは神楽(かぐら)の原型にして芸能・芸術の世界そのもの。あらゆるアートやパフォーマンスの元祖カリスマな女神様です。また、猿田彦大神との関係から、天之鈿女命の子孫は代々「猿女君(さるめのきみ)」とよばれ、皇室の儀式で踊りを担当しています。神楽から発展してできた能や狂言のことを「猿楽(さるがく)」と言ったりするのは、このためのようですね。

【招福の玉】
パワースポットの一つ。この玉を三回なでながら「はらえたまえ、きよめたまえ、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と三回唱えれば、心が清らかになり、迷わずに願いを叶えていく力が得られるとあります。立札には、「幸せは、日々に感謝の心を持って、自分の氏名に邁進するとき喜びが訪れます。」と書かれています。日々に感謝しながら、直向に自分を磨いて、天鈿女命のような人を魅了できる奏者に少しでも近づきたい!
 
 
【かなえ滝】
朱を多用したどこか艶めかしいお社の隣には、この神社でも最高のパワースポット「かなえ滝」があります。見た目は人工の小さな滝ではありますが、向かい合うとマイナスイオンが感じられるます。水を汲むこともできるし、滝の写真をスマートフォンの待ち受けにすると願いごとが叶うとも言われています。
椿大神社は、その歴史的な背景と多くのご利益から、伊勢地方の代表的なパワースポットとして多くの人々に愛されています。商売繁盛や家内安全、交通安全、縁結びなど、さまざまなご利益を受けることができるため、多くの参拝者が訪れます。また、松下幸之助との深い関係や、美しい社殿、広大な境内、水晶やお守り、御朱印など、見どころもたくさんありますので、三重県にお越しに際には是非お立ち寄り下さい。



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