7月22日の朝5時右腹部の激痛で生まれて初めて救急車に乗った。

多分一人だったら我慢して呼んでないだろう。今年3月に里帰り出産した娘と孫のサポートの為に20日に埼玉県に来ていた矢先の事である。大丈夫だよ、心配しなくていい。と言う私に日頃の我慢強さを知っている娘はこれはおかしいとすぐ、119番に掛けてくれた。

 

運ばれた時隊員に重くて申し訳無いと思ったことと心底ほっとしたことは覚えている。運ばれたのは埼玉の上尾中央総合病院、調べた結果腹部に嚢腫のような物があるというので即入院になった。それから数日はMRI、CT、大腸内視鏡検査、腹部エコー、胃カメラ等検査の毎日だった。結果心配していた悪性の物ではなく、直径6cm程の原因不明の膿みの塊の腫瘤と解った。

 

治療は抗菌剤で3週間位点滴すると言う。娘はこの際しっかり治癒してほしいとの希望だが、突然長いこと家を留守にする身としては困惑する。取り敢えず我が家の唯一の生き物メダカの世話を友人に頼んだ。日頃元気な私だったからとても驚き心配しながらも引き受けてくれた。有難いね。それからは24時間点滴を繋いだ生活がスタート。幸い地元に住む娘はほぼ毎日夕方孫を連れて見舞いに来てくれて、お陰で元気と勇気をもらっていたわ。

 

思えば腹部の痛みは昨年から時々あったが、その都度騙し騙してやり過ごしてた気がする。今年になり娘の出産や7月初め友人と沖縄県西表島等離島で今しか咲かないサガリ花を見るツアーに参加した。この年齢になると今行かないと何時かはない気持ちになる。少々の痛みも何のその。幸いその間は痛み無し。
さて点滴2週間目でのCT検査では嚢腫は直径は3cmになり、その結果当初の点滴治療に懐疑的な思いも無くなり、0cmになるまで頑張ることにした。

 

 

今私は週3日の仕事と土曜日に天翔楽団と毎週夜は混声合唱団に行っている。両方とも頑張りたい思いは今回の経験から更に欲が出る。9月23日の祝日には滋賀県栗東市で合唱団の定期演奏会もある。

 

あの埼玉での約1か月は本当に二胡や中胡、そしてピアノの楽器が恋しかった。練習したいと心から思ったものだ。

 

もう我慢は程ほどにしないとね。

 

 

最後に楽団に戻って来られて本当に良かった。感謝、謝謝

 

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