浅間山の麓に鎮座するお寺。鬼押出し園「浅間山観音堂」
岩がゴツゴツ―。びっくり景観の中に立つお寺。
ここは天明3年に浅間山が噴火してできたもの。鬼押溶岩流という名前がついていて、「鬼押出し」という由来もここからきている。
ここは軽井沢から北部にある上信越高原国立公園・東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」。鬼押出し園という観光地の中にある。訪れたこの季節、都市部では猛暑日が続いている中、軽井沢では平均20℃ととっても涼しく、参道の岩の間には高山植物が咲いていて散策を楽しんだ。
境内の中には、大きな鐘楼堂が―。
鐘は、竜宮城から人間の世界に持ってきたとされ、竜宮に棲んでいた亀が背中に梵鐘(釣り鐘)を背負ってきたという竜宮城伝説があり、その鐘を寺に奉納したという。
浅間山一帯に響く、長い余韻の鐘の音を聞いていると心洗われ、静かに手をあわせる。
ここは周りの見晴しがよく、大きな鐘なので、ゆっくりと長く余韻が響きわたる。鐘の音が山並みに響き、気持ちのいい余韻に浸るひと時だった。
コメントを残す