今年4月に行われた中国音楽フェスティバルに、今回は天翔楽団を含め、2グループの演奏に参加させていただきました。
天翔楽団ではない、もうひとつのグループでちょっとだけ出番があったのが、写真の「大廣弦」です。ただし私の楽器はおもちゃ(ミニチュア)で、ほんものの筒のサイズはこの3~4倍あり、当然、音色の深さも違います。
さて、なぜこの楽器が手元にあるかという話です。
以前、音楽仲間からもらった音源の中の「郷音寄懷」という曲が大好きになったのですが、この中で使われている楽器の一つが大廣弦なのです。
また南音(管)琵琶や南音(管)大簫という、特徴的な楽器が使われています。(動画の5:30前後からこの3つの楽器だけの演奏が聴けます)
https://www.youtube.com/watch?v=3ISBBxFSsks&list=RD3ISBBxFSsks&start_radio=1&pp=oAcB
この曲が好きすぎて、10年ほど前に台北の楽器店で見つけたこの大廣弦のおもちゃ(お店の人曰く、ちょっと作ってみたとのこと)を衝動買いし(当時のレートで数千円)、大切に飾っていたところが、今回ちょっとしたきっかけで、まさかの人前デビューとなりました。
大廣弦は、台湾や福建省南部の閩南地方、広東省東部の潮汕地方の民族楽器であり、一般的に外弦はスチール弦、内弦は絹弦を張るそうですが、現在は両弦ともスチール弦が張られていることもあるようです。また弦に触れる左手は、指先でなく指の腹を使うとのこと。二胡に比べ低く、ややくぐもった音色が特徴的で、物悲しい雰囲気を醸し出します。
― 國家文化記憶庫より
Youtubeで検索するといろんな動画が出てきますので、ぜひ、ほんものの大廣弦の音を聴いてみてください。


日時:10月18日(日)
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