“中胡” と ”ビオラ” 私はこの二つの楽器が大好きです。楽団で演奏するときは、
どちらも曲の中音域を支える“縁の下の力持ち”のような存在です。
中胡とビオラは、どちらも人の声に近い音域を持ち、旋律を語るように奏でられる点が魅力
ですが、楽器同士は意外と性格が違います。
中胡は蛇皮の胴から深く柔らかい音を響かせ、民族音楽特有の滑音や装飾音を魅力的に
奏でます。一方ビオラは、木製の共鳴箱から豊かな倍音を生み、和声の中でそっと厚みを
支えながら、時々曲の中で「主役もやってみようかな」と顔を出す場面があります。また、中
胡もビオラも、二胡やバイオリンが奏でる主旋律に対して、所謂、裏旋律でも美しいハーモ
ニーを作り出したりします。構造も文化も違う二つの楽器ですが、どちらも本当は“歌いたが
り”目立ちたがり”かもしれませんね。
改めて自宅で中胡とビオラの大きさを比べてみました。同じくらいかなと思っていたら中胡
の大きさに驚きました。






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