20年ほど前に仕事の関係で4年間中国上海で生活していました。当時は日本料理店もまだ少なく、食べる事が好きで”郷に入れば郷に従う”というモットーで、所謂観光客が行くような料理店ではなく、地元の方が毎日通うようなお店を紹介してもらったり、日本語が通じないお店に飛び込んで色々とグルメを堪能しました。

今日は、そんな中国での生活を思い出しながら、大阪市内で火鍋を食べてきました。

日本では、鍋は寒い冬に身体を温めるために鍋ものを食べる機会が多いですが、これから本格的な夏に向けて、夏こそ鍋、「火鍋」が私のお勧めです。

中国の「火鍋」の起源はおよそ二千年~三千年前に遡るといわれています。

内モンゴルの羊肉料理から発祥されたとする説や中国の四川省で火鍋文化が発祥したとする説や、磁器口の船乗りが牛・豚の内臓に食塩や山椒を振りかけて完成した事により広まったなど諸説あるようです。

また中国でも地域によって「北京火鍋」「河南火鍋」「川味火鍋」「湖南火鍋」「三鮮火鍋」「野味火鍋」「白肉火鍋」「什錦火鍋」味付けや特徴によって「菊花火鍋」「狗肉火鍋」「毛肚火鍋」「羊肉火鍋」など様々な種類の火鍋があるようです。

私が食べた火鍋のお店はもともと四川省で設立され、世界に店舗を出店しているチェーン店でした。

 

食材いろいろ                               火鍋にはビールが合います

火鍋に入れる食材には様々な香辛料や生薬が使用され美容・健康に良いと言われています。中国ではすっぽんも普通に注文して火鍋入れて食べていましたが日本では高級食材ですよね。

皆さん、これからの暑い夏を乗り切るため、夏バテ防止に、健康維持に、美容のためにも、火鍋如何でしょうか!