今月3日は節分ですね。毎年色々な恵方巻が売り出されていて、テレビでも大々的にCMをやっている所為か、スーパーへ行くとついつい買ってしまいます。

とはいえ、そもそも「節分」とはどういったものでしょうか?

「節分」とは季節を分けるという意味があり、季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言うそうです。ではなぜ、立春の前日の節分にだけ邪気を祓い無病息災を願う行事が行われることになったかというと、一年の始まりだからということのようです。

節分というと、豆まきですよね。毎年有名な寺院で著名人たちが豆まきをしているニュースを見ますが、なぜ豆まきをするのか。豆まき用の豆は炒った大豆を使いますが、これは「魔目(鬼の目)を射る」の語呂合わせで、炒った豆をまいて邪気を払う目的があるのだとか。

また、「来年も健康で幸せに過ごせますように」と願いを込めて数え年の数の豆を食べる風習もありますが、この年になると年の数を食べるのはできれば遠慮したいと思います。

小さな子供の頃には、「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆まきをした記憶がありますが、大人になって久しい今となっては、申し訳程度の炒り豆を食べ、数種類の恵方巻を家族で分けて食べるのが、我が家の節分の過ごし方の定番となりました。