皆様、明けましておめでとうございます。新年好!

昨年はコロナ感染拡大の影響で自粛を求められ何もできなかったような1年でした。
ようやく緊急事態宣言も解除され、楽団も感染防止対策をして練習再開でき本当に良かったです。
また2年延期が続いた定期演奏会の予定も決まり目標ができ練習にも気合が入りそうです。

まだまだできそうもないのが海外旅行ですねえ、オミクロン株など変異株がまた感染拡大してきていつになったら落ち着いて行けるのか、毎年2,3か国は訪れてましたが今年も無理な感じがします。
ということで緊急事態宣言解除後に行った国内の旅行ことをご紹介します。

前回の便りで海外の鉄道の話を取り上げましたが、JRも各社色々な路線で観光列車等が走ってます。

まずは富山県高岡の「ベルモンタ」です。この列車は気動車1両で氷見~高岡~城端間、休日1往復走る観光列車です。走るギャラリーと言われ地元高岡の伝統工芸の井波彫刻や高岡銅器をイメージした内外装になっています。田舎ローカル単線線路をコトコト走る列車、地元活性化のなっているみたいで、車内でも地元の特産品販売や白エビやズワイカニの鮨・お造りなども食べられますよ。

 

もうひとつの乗車した列車は「飯田線秘境駅号」です。
  

長野県飯田から愛知県豊橋間の飯田線を走る春秋のみ運行される人気列車です。

その名のとおり飯田線には1日の乗降客数が1~7人くらいの無人駅が9駅もある、いわゆる秘境駅を5分から20分程度停車してくれる列車です。その予約がたまたま取れ乗車することができました。

飯田駅を出発して25分で1つ目の秘境駅千代です。駅名が縁起が良くおめでたいそうで駅名標識を触ると長生きできると言われてます。次は7分で金野駅ですが駅まで集落から3.5㎞の細く長い道のりをたどる必要があり秘境駅全国ランキング6位です。ここも駅名標識に触れると金運アップになるそうです。そのあとも田本、為栗、伊那小沢、中井侍駅と次々停車していき飯田線最強秘境駅の小和田駅に停車します。

この秘境駅号のテールマークになるような駅ですが、静岡・愛知・長野の3県境界駅でも知られ、皇后様の旧姓が小和田雅子様であったこともあり恋愛成就駅として当時は多くの観光客が訪れたそうですが、駅周辺は山の中で何にもありません。隣駅の中井侍駅まで列車で5分ですが、歩くと山間の道を辿ること5時間もかかるそうです。さすが秘境駅全国ランキング3位の駅です。

最初に書きましたが停車時間が各駅バラバラなのでもし乗り遅れた場合、次の列車まで3時間もあり妙な緊張感とスリルもあり楽しい旅行となりました。