コロナ自粛が続き、家にいる時は、中国音楽を聞いたり、中国ドラマを見ることが多くなりました。ユーチューブからいろいろな曲を聞くことができ、
ユニークな曲もたくさんあります。
特に印象的な曲が“吟唱 山水間~中国地理音楽~”というものです。
これは中国各地の有名な土地や都市をテーマにして、演奏されています。
例えば、 “紫禁花園”・・・北京の紫禁城を描いたもの。
“清音玉露月牙泉”・・・敦煌の砂漠のオアシス。
“烏蘭巴托草原之夜”・・・蒙古のウランバートル。等
それぞれ各地の特徴的な雰囲気を醸し出しているので、実際に旅行しているような気分になります。他に泉州、大理、平遥等まだ行ったことのない土地の曲を聞くと、ちょっと行ってみたくなります。
2つ目は、“音画禅笛”という曲で、歴史上有名な画家等による十幅の画に合わせて演奏されているもので、中心楽器は笛や簫等です。
“唐寅作―吹簫仕女図 & 風木図”
“仇英作―文姫帰漢図”・・・・等等
ほとんどの絵画を実際には見てませんが、聞いていると何となくその絵の様子が目に浮かび、とても情緒的で、不思議な気分を味わえます。
他に、中国ドラマも多種多様。中国は歴史が長く、国土も広く、少数民族も多いので、バラエティに富み、スケールの大きいドラマが多いです。 ドラマの時代も戦国時代(西暦前400年頃)~現代まで、非常に幅広く、 イケメンや美女もたくさん出演・・・テレビでも放映されていますが、ユーチューブでは中国から直接来るドラマも見られます。(セリフも字幕も中国語ですが・・・)
歴史ドラマを見ると、フィクションも交じっているけど、大体の歴史状況が分かり、とても面白いです。印象が強く残っているものとして・・・
“ミーユエ”・・・戦国時代の女性(始皇帝の高祖母)が主人公
“月に咲く花の如く”・・・清朝末期の、実在の女性商人の物語 等
この2つは同じ女優(スン・リ―)が主演ですが、迫力ある演技で、非常に感動的なドラマです。一見の価値あり、興味があれば、ぜひ見てください。
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