私は昨年1月から京都で暮らし始めたので、
今年の夏は、2回目の夏になります。
京都の夏の風物詩である「五山の送り火」は、毎年8月16日に行われ、
昨年は、初めて京都で迎える夏ということで、とても楽しみにしていたのですが、
新型コロナウイルスの影響により、縮小版として行われました。
そして残念ながら、今年度も、
「昨年同様、規模を縮小して送り火行事が行われます」
との発表が、3週間前にありました。
https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/
ところで「五山の送り火」という名称ですが、京都に移り住むまで私は、
点火する場所(火床)は5地点だと思っていました。
しかし実際は、東山の「大文字」、松ケ崎の「妙」と「法」、西賀茂の「船形」、大北山の「左大文字」、そして嵯峨の「鳥居形」の6地点となっており、
松ケ崎の「妙・法」を、ひとまとめにしているため、五山なのだそうです。
四山(妙法・舟形・左大文字・鳥居形)については入山禁止となっていますが、
東山の「大文字」だけは入山可能で、
登山道は整備されており、案内表示も数ヶ所あるため、
比較的容易に、火床までたどり着くことができます。
そこで、先日私は銀閣寺道バス停で下車して、約30分かけて登ってきました。
到達したのは、土曜日の午前11時頃で、
すでに50名近くの人が、火床からの景色を堪能していました。
登って初めて気づいたのですが、
そこからは、鳥居形を除く4つの火床の位置を、目視で確認することができました。
ここで下山しても良かったのですが、
さらに20分ほど奧へ歩いていくと、大文字山の山頂があるので、
そこまで足を延ばすことにしました。
山頂にもすでに多くの人が居て、
そこからは京都タワーも見下ろすことができ、爽快な気分になれました。
興味がある方にはオススメです。
コメントを残す