昨日、第15回定期演奏会の告知が出ました。
あと3か月ほどで演奏会なので、ぼちぼち演奏会の詳細が決まってきています。
演奏会の詳細を決める団員会議の中で、<ひな壇の設置>が話題に上がっています。
演奏会のホールにひな祭りの飾りを置くなんて斬新!!第15回演奏会は一味違う!
というわけではなく、演奏会でいうひな壇とは、雛飾りのように両端や後ろのほうの人たちを一段高くする台のことです。
ちょっとわかりにくいですが、舞台の左右と奥に段があり、高くなっています。
なぜこんな話題になったかというと、前回の演奏会のアンケートで
「後方の楽器が見えなかった。」
という意見があったためです。
演奏会に行くと「近くで見たい!!聴きたい!!」と思って、最前列や2列目に陣取る方がいらっしゃいます。
すると、かなりの確率で指揮者と楽団最前列の人たちの足しか見えません。
そして、目の前の楽器の音しか聞こえません。
これは、大体のコンサートホールの構造が、最前列の座席が舞台より低く設置されているためです。
おわかりでしょうか。最前列は舞台の下にありますね。
最前列に座ると、ずっと見上げていないといけないし、楽団の後ろのほうは絶対に見えません。
映画館でも同じですよね。最前列に座ると2時間後には首が悲鳴を上げます。
じゃあどこに座れば楽団がよく見えるでしょうか。
おススメは、観客席のちょうど真ん中です。
その位置だと、舞台よりほどよい高さがあり、見上げる形にはなりません。
映画館でも同じですよね。真正面くらいにスクリーンがあって、首が楽。
映画館はスクリーンの奥を見ることはありませんが、演奏会の場合は楽団に奥行きがある。
そんな時でも、程よい高さのある座席であれば楽団の奥までばっちり見えます。
過去の団員便りでは、座席の話や、演奏会を楽しむコツを書いています。
一度、読んでみてください。
【団員便り】知っておきたい!天翔楽団定期演奏会の楽しみ方
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