私の住む地域には、路地や小路がたくさんあります。
この春ごろから、隣の学区では路地・小路の名前がその入り口に表示されるようになり、
そこに固有の名前があると知りました。
 祇園の「石塀小路」は有名ですが、私が小学生のころ、その辺りには同級生が住んでいてちょくちょく遊びに行っていたのですが、
そんな名前は聞いたことがありませんでした。
 この団員便りにのせる写真素材を求め、買い物ついでに近所を回ってみて再発見。
近所で有名なのは「あじき路地」。あじきの意味は知りません。
数年前からここの家々で、いろいろな手作りアーティストが週末にお店を開き有名になりました。
古くからあるお風呂屋さんのすぐ横、意識しなければ見過ごしてしまう小さな狭い路地。
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以前は場所を尋ねられてもどこにあるのか知りませんでした。
中学校の横には「てっちゃん路地」というのを発見しました。なんでてっちゃん?
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それから、中学への登校時に早道として通り抜けていた細長い道に「狸小路」という名前がついていたのにもびっくり。
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 先日、ブラタモリでタモリさんが「電信柱にはその土地の昔の名前がついている」というようなことを話してられました。
昔、そこに何があったのか、電信柱が教えてくれているのですね。改めて電信柱を見上げてみると様々な発見がありそうです。
 今までとは違う視点で、観光客になった気分で、ご近所を散策してみようと思います。郷土史家になれるかな~?