今年はコロナ禍で、特に3月~5月の自粛中は家にいることが多くなりました。仕事等も休みになり、予定していた旅行等にも行けません。でも家の中にばかりいると、運動不足になり、ストレスもたまりやすくなります。元々森林浴(時々温泉とセット)が私の趣味なので、自粛中も“三密にならない自然の中でのウオーキング”を実行しました。それが一番良い健康法になったようです。

 

思い返せば、東京での学生生活の頃、2年間は“野歩の会”・・やぼのかい・・と読む野暮な山のクラブに入ってました。長野や東北の山々に登ったり、時には東京近郊の山に登っては、富士山を眺めることが好きになりました。朝早くから7,8時間も山を歩くのはとても疲れますが、都会を離れて自然の中に入ると、空気が新鮮、山頂では素晴らしい景色を見渡すことができます。疲れるので、もう2度と行きたくないと思いながら、自然の魅力にひかれ、結局、何度も登って富士山を眺めた事を思い出します。

 

と・・昔を思い出したところで、現在はというと、登山は無理・・“森林浴”が趣味になり、よく行きます。近くに温泉があれば、温泉付きで。自粛中は、なるべく近くの公園等でウオーキング、時には“箕面の滝道”や“甲山森林公園”等で森林浴をしました。残念ながら自粛中は温泉に入れなかったけど。緑に癒され、滝を眺め、新鮮な空気を吸うと、ストレス発散ができます。自然の中ではコロナの危険はありませんね。

 

 

日本の森林浴もいいけど、中国での森林浴はスケールが大きく、一味違う醍醐味があります。去年の中国旅行の時、世界自然遺産の湖南省張家界(武陵源)に行きました。ここは山々が雄大、日本の山とは違う独特の景観です。“奇山異水”と言われ、“泰山之雄”、“桂林之秀”、“黄山之奇”、“華山之険”・・中国で有名な四つの山の特徴を兼ね備えている所です。人気の観光地ですが、自然の素晴らしさに圧倒されてしまいました。このような大自然の中で森林浴するのもなかなか良いものです(ちょっとお金がかかるけど・・)