第14回天翔楽団定期演奏会が終わりました。
今回は今までの西九条のクレオ大阪西から変わり守口文化センター エナジーホール。
お越し下さったみなさま、会場外で応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
次回の記念すべき第15回定期演奏会は2017年11月12日(日)同じ守口文化センター エナジーホールにて開催です。演奏会当日のくじにて見事当選いたしました!!

さて、団員だより。今回は大人になるって辛いわぁ、な話。

演奏会に向けての選曲後、楽譜をさらって練習を進めていく。
楽団のほか、個人的な演奏においても同じですが、近年悶々としてること。

それは

楽譜見にくーい!

五線の間なんか上なんか、五線の上に何本線がついてるのか、
これは「ひじきの大群」のように見えることも。
ええ、細かいものが見えにくくなってるんです、年々。

スマホの文字、本の文字などを読むときに手元からグーンと離して見てる人、いますよね。
あれですよあれ。遠くはよく見えるのに手元が見にくい。
そう、口に出したくないですが「老眼」に日々進化してたのです。
リーディンググラス、手元メガネ、リラックスメガネ、オトナメガネ、言い方はいろいろありますが、つまりは「老眼鏡」。掛ければほぼ解決できるのはわかってる。

眼科で確認後度の合ったメガネをゲット。「最初は100均のでいいですよ。どんどん進むから^ ^」との眼科医のアドバイス。
運転も少し先の文字もちゃんと見えるから普段は裸眼で、楽譜やスマホを見るときだけメガネ。これで解決です、か?
それがね、楽団では指揮を見ます。
眼鏡を掛けると指揮者がぼやけるんです。これって気持ち悪いですよね。
ここで、楽譜も指揮者もよく見えるようにメガネをずらす。メガネの上の方から遠くをみるんです。そう、青島幸雄演じる「意地悪ばあさん」の体ですね(ご存知でしょうか?(笑))
中国音楽の楽譜は簡譜という1~7の数字でドレミを表した数字譜。
合奏曲はじめ近年の曲目は五線譜表示も多いです。簡譜と五線譜、それぞれ利点あり、混在のまま、場合に応じて使ってます。
さて、お目々の都合ですが、今はパッと見、五線に書かれたオタマジャクシより数字の方が見易いんですよね。

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楽団での練習時はまあ、こんな感じで乗り切れますが、困ったことにステージなどに上がるとき。掛けたままだと遠近感がわからず怖くて歩けない。
普段はメガネをかけなくてもよく見えるので、楽器とオオトナメガネを手に舞台へあがるという不便さ。トホホ、、です。

そんなこんなな話を同世代とよく話すようになりました。
以前は楽譜を一枚にまとめるために縮小コピーしてたのに、今は拡大コピー。
枚数多くて、譜めくりのタイミングのために一工夫も必要になってますね。

楽団以外のユニットやソロで演奏のとき、できればメガネを掛けたくない、、てことは
暗譜すれば済むことなんですけどね。近年はそれが難しいことが多い。
メロディならまあ何とかいけても、同じ曲でも、時々によってサイズが違ったり、ハモリが違ってたり、、。

まあ、いろいろありますけど、現況受け入れて、これからもず~~~っと長く、楽しく奏でられるよう創意工夫、いや練習か、頑張っていきたいと思っております。

余談ですが、今も現役でステージに上がっておられる上海在住の笛子老師:陸春齢氏。
師は1921年生まれ、てことは御年95歳!
もちろん、すべて暗譜演奏です!

目指せ、陸爺!
今や100歳以上の方もそう珍しい時代ではありません。
音楽を続けてる皆さん、ご一緒に100歳くらいまで楽器を続けていきましょう!
それで、老人ホームの集会室で合奏楽しみましょう!!(笑)

結構、本気です。