「うずまきさん」はピーマンにくっついてやって来ました。
手の小指の爪より小さかった「うずまきさん」は冬の眠りから覚めた後も食っちゃ寝食っちゃ寝して、半年経った今では、
足の親指の爪くらい大きな殻を背負っています。
 殻の口の部分が外に反り返るのが大人になった目安になるそうなので、「うずまきさん」はまだまだ子どもで、これからもブクブク大きくなりそうです。
 ところで、「うずまきさん」はひどい偏食です。やって来たころはニンジ ンを、冬眠前はサツマイモを、春からはキュウリばかりずっと食べています。殻が透き通っているので、キュウリを食べたら渦巻き状の腸が緑色になっているのが見えます。しばらくすると抹茶のソフトクリームみたいなクルクル巻いたう〇ちをします。
 「うずまきさん」は貝の仲間なのだそうです。「うずまきさん」の部屋にアサリの殻を入れると、貝同士仲良くピタッとくっつくようになりました。
 さて、ここで問題です!「うずまきさん」の正体は何でしょう?