前回も海外旅行記を書きましたが、今回は海外で列車に乗った思い出をいくつか書こうと思います。

私は海外旅行で遺跡は外せません。

 憧れの行きたかったペルーのマチュピチュ遺跡の時ですが、南米ペルーまでの距離がこれほど時間がかかって遠いとは思いませんでした。まず成田まで行きダラス、フロリダ、リマまでトランジェット4回丸一日以上座りっぱなしの機内食の嵐、到着した時には天国に着いた気分だったことを思い出します。そしてそこからほっとできません。リマからクスコの移動は飛行機で短時間ですが標高が3399mですから酸素は薄く、その晩少し酸欠になって気分が悪くなってしましました。そのクスコから遺跡まで観光列車が1日一本走っていまして、車内はペルー版オリエンタル急行2のような感じでした。ゆっくりとウルバンバ川沿いを遺跡の町マチュピチュまでごとごとと山陰本線の嵯峨野のようなイメージでした。

 

 次はミヤンマー鉄道です、密林をごとごとインド製の乗り心地はいまいちの列車でしたが、ピンウールインから3時間ほど走ったところに世界第2の高さがある鉄橋の上を渡ることがメイン旅行でした。道のりもゆっくり走ってまいたが、鉄橋に差し掛かる前から超ゆっくりになり、マニアには最高のサービスでした。イメージは山陰本線の昔の余部鉄橋でした。

 

 

あと中国で新幹線に乗ったことです。敦煌から蘭州までの移動で中国版新幹線に乗りましたが、以前に新幹線の脱線事故があり原因が究明されないうちに地面に事故車両が重機で埋められ証拠隠滅のようなことがありましたから、乗っている間は生きた心地はしませんでしたね。新幹線の駅は巨大できれいでしたが、都市部から離れたところに駅、線路を建設しているのか周りには店一軒もなく、日本なら岐阜羽島か相生駅前よりさびれた感じでした。あれからもう7年も経ちましたからその風景も変わっているとは思いますが。

 

こうした海外旅行もコロナ禍で今年はどこへも行けず、世界全体が早くコロナが終息することを願っております。