今週末(6月18日)は、昨年に引き続き「音楽の祭日2017 in みんぱく」に楽団として参加します。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/fetedelamusique/2017/index

持ち時間25分(12:10~12:35)の中で、6曲を演奏する予定ですが、
うち3曲は今年初めて楽譜をもらった新曲です。

楽団で新曲を選ぶ際、「楽譜が入手可能であること」は絶対条件ですが、
音源が入手可能かどうかも、重要な判断材料の一つです。

私が中国民族楽器と出会った約20年前の状況はというと、
特に、中国民族音楽の音源は、非常に入手しにくいものでした。

ところが、10年ほど前からYouTubeが身近なアイテムとなり、
ここ数年は、楽団で新曲の練習を始める前に、
「こちらの演奏を参考に聴いておいてください」と、
YouTubeのリンク先が貼られた連絡メールが送られてきたりします。

皆さんが見ているこのHPの右側にも、
天翔楽団の演奏動画のYouTubeリンク先の画面が表示されています。
そこで、「天翔楽団が演奏し、YouTubeにアップされている動画はいくつあるのだろう」と、
ふと気になって、調べてみることにしました。

「天翔楽団」をキーワードに検索すると、楽団として演奏している動画の数は14で、
2017年6月14日0時0分現在の視聴回数は以下の通りでした。

曲名 視聴回数
1 洗衣歌 3,046
2 放学路上 962
3 見上げてごらん夜の星を 741
4 阿西里西 521
5 北方民族生活素描(馴鹿&冬猟) 518
6 川の流れのように 515
7 補破網 505
8 酒歌 483
9 將軍令 453
10 草原情歌 432
11 龍騰虎躍 427
12 遠方的客人請你留下来 282
13 浜辺の歌 230
14 日惹的擦弦琴 189

理由はよく分かりませんが、「洗衣歌」がダントツで1位でした。

天翔楽団が過去に演奏した曲の中で、YouTubeにアップされているのはほんの一部なので、
必ずしも「洗衣歌」が最も人気のある曲というわけではありませんが、
今後の定演やイベント演奏の際に、この曲を候補の一つとして考えてもいいのではないかと思いました。

それでは、天翔楽団の演奏動画は以上の14曲だけなのかというと、
「洗衣歌」をはるかに超え、6万回以上視聴されている動画が一つ隠れていました。
キーワードとして「天翔楽団」ではダメで、「天翔樂團」にするとヒットした「豊年祭(豐年祭)」です。

ただし、こちらは天翔楽団の動画というよりも、
新竹市立青少年國樂團の実力で再生された回数なのだと、
謙虚に受け留めるべきだと思います。