第12回 定期演奏会(2014年11月16日:クレオ大阪西ホール)

第12回 定期演奏会(2014年11月16日:クレオ大阪西ホール)





 

    

 2014年11月16日、クレオ大阪西にて天翔楽団第12回定期演奏会を開催いたしました。今年も多くの方にご来場いただき、感謝申し上げます。

さて、今年のテーマは「打て!叩け!響き渡れ!」。その名の通り、打楽器の活躍する曲を多く取り入れました。

昨年、五音排鼓という打楽器を購入し、排鼓の活躍する曲「龍騰虎躍」に挑戦しようと選曲した、ちょうどその時期に中国打楽器奏者が入団し、本格的な練習が始まりました。

しかし、この曲を演奏するためには、楽団の打楽器担当3人では演奏が成り立ちません。他のパートから打楽器希望者を募ることとなりました。

こうして新打楽器チームが結成されましたが、打楽器の経験のないメンバーにとっては、太鼓のバチの持ち方、基本的なたたき方、すべてがゼロスタート。思うように音が出ず、最初の数か月は一定のリズムで叩けるよう地道な練習が続き、合奏練習はお預け。一方でメンバーが打楽器へ移動してしまったパートは、もともと人数が少ない楽団の為、一人減るだけでも大きな痛手を受けます。

問題はそれだけではなかったのです。太鼓が足りないのです。中国の太鼓を所有している人はそうそういません。が、幸運なことに求めていた太鼓が見つかり、借りることが出来たのです。

ここまでくれば何があっても、この曲を完成させなければ!打楽器チームの早出の練習が続き、定演1か月前には、速度も上がり、それらしくなってきました。こうして練り上げた「龍騰虎躍」。中国でパフォーマーとして活躍していた団員の排鼓が、まさに龍・虎のように飛び回って楽団をリードし、無事演奏を終えることが出来ました。

「赶街」という曲は直接作曲家とコンタクトを取り、手に入れた楽譜です。大編成用に作られたこの曲は、天翔楽団のように20数名では難しいと、作曲者からすぐに許可が出ませんでした。中国音楽を愛する日本人の思い、この曲をやりたい!という気持ちを汲み取ってもらい、「天翔楽団にない楽器は何か類似する楽器に置き換えて演奏してください。貴楽団の今後の発展をお祈りします」というメッセージと共に楽譜をいただくことが出来ました。

その他楽譜も交流の深い台湾の楽団から提供していただくなど、多くの支援の中、定期公演を開催することが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

さて、次に天翔楽団が皆様とお会いするのは2015年4月25日、クレオ大阪中央で行われる第4回中国音楽フェスティバルです。

もう次に向けて動き始めています。フェスティバルには海外からの楽団も参加予定です。

皆様のご来場をお待ちしております。
(文章:S・H)

  
●演奏曲目

プログラム


第1部

(1)阿細跳月  (あさいちょうげつ)

彭修文 作曲

 (2)赶街  (かんがい)
周煜國・雷光耀 作曲

(3)翠湖春暁  (すいこしゅんぎょう)
聶耳・秦鵬章 編曲

 (4)快楽的小楽隊  (かいらくてきしょうがくたい)
曽加慶 作曲

 (5)阿美族舞曲  (あみぞくぶきょく)
周成龍 編曲

第2部
 
(6)龍騰虎躍 (りゅうとうこやく)
 李民雄 作曲
打楽器独奏:王悦

 (7)台湾追想曲 (たいわんついそうきょく)
蘇文慶 作曲

 (8)春 (はる)
 盧亮輝 作曲

●アンコール
 (9)金蛇狂舞


出演者・スタッフ


●合奏メンバー(パート順,50音順。※は賛助出演)

 

高胡・打楽器  松田祥子
二胡・高胡  村上洋子
二胡  川村久美・清水久恵・釋百恵・・菱井えり香
中胡・打楽器  土本曜子
中胡  中田勝美・平山智章
揚琴  平山 幸
琵琶  齊藤美矢子
柳琴・中阮・打楽器  陣一慧光
中阮  森永昌子
大阮・打楽器  紺屋 豊
高音  久保優子
笛・葫芦絲・巴烏  寺田瑞穂
笛・嗩吶  林 文城※
打楽器  王悦・人見皆樹
打楽器・二胡  辻井陽子
チェロ  中島博子・山下照代
コントラバス  岡田典子※


●司 会 奥田八代以

●撮 影 井手 毅

●協 力 相愛大学音楽学部・十三堂楽器・民族楽器コイズミ・聞韶二胡楽団

●定演チラシ

 

 

活動報告に戻る