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幕があがりました。
さあ開演です。
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今回の1部の衣装は,
昨年に比べて,色遣いが
全体的にシックだったような。
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毎年,示し合わせるわけでなく
誰がどんなもんを着るかは
当日にならないと
分からないのです。
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擦弦パートは
こんな感じ。
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こちらは弾撥+管+打楽器パート
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今回デビューの
色あざやかな笙机。
キャスター付きで,
第1部→2部への転換が
便利になりました。
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右端,大阮奏者が着てるのが,
アンケートにあった「長袍」。
彼女はいったいどっから
こんなもんを入手したのでしょうか? |
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一方,こちらはアオザイ。
彼女が何を着てくるか,
団員である私達も
毎年楽しみにしてます。
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笛奏者の服は,
私にはどっかの少数民族の
衣装にみえますが,果たして・・?
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大阮・中阮の大きさが
比較できるショット。
中阮奏者の右手には
一曲目の「采茶灯」で使用した
「柳琴」がちらっとみえます。
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打楽器がいっぱい・・・
右手で小鑼たたきながら
左手でシンバルもやってはったんですね〜
一人で何役もこなされて
ほんまにお疲れ様でした。
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奏者が叩いてはるのは
子という楽器。
これはもともと華北地方に広く行われている
子腔という民間音楽において,
拍子をとるための打楽器です。
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実は 笛も,この 子腔に使われたから
そう呼ばれるんですね。
これは京調ソロのスタンドプレイ。
あ,でもいまひいてはるのは
曲笛のほうでしょうかね??
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このあと,「高山青」で
二胡ソロがありました。
奏者は,見に来てくれた人から
「緊張しとったやろ〜」
と言われたそうです。
最初のソロは,
板胡からの持ち替えで
感覚がもどらず,
確かにかなり
危うかったそうで・・・
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でもそのあとの2つのソロは
なんとかやりすごしたようです。
しかし,譜面そのまんまの
余裕のないひきかたでしたね〜
これは彼女の今後の課題でしょう |
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さて,特別ゲストを迎えての
第2部の開演です。
板鼓と小鑼の音に導かれて
入場するのは杜麗娘です。
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華やかなこの頭飾りも
重さ1キロ
衣装を整えるのに
平均1時間もかかるそうです。
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扇遣いも重要なポイント
ひとつひとつの動作が
指先までこまやかに
神経が行き届いているような
優雅な動きです。
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↑ 昆劇伴奏隊 前列手前から,笛子/板鼓・拍板/小鑼 後列手前から,二胡/揚琴/三弦/中阮
実はこの揚琴は北京式で,楽団で使われている上海式とは異なります。
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ふつうなら中国のプロの方々が
伴奏するので,私達ではとても
やりにくかったと思います。
それでも演者の三野さんは,
まず伴奏隊の面々に
歌を教えてくださって,
それから,実際に踊りと
合わせる段になっても,
実に辛抱強く
指導してくださいました。
ほんとうにありがとうございました。
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実は,楽団での顔合わせのとき,
1部でやった「京調」の
原曲である「蘇三起解」を
歌って下さったんですよ。
別に習ったわけでなく,
京劇も好きで,北京で
昆劇を修行していた時
よく見に行ったということでした。
そのときよく「蘇三起解」も
上演されていたので,歌も
自然に覚えてしまったそうです。
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まさに民族も性別も越えた
熱演・・・ほんとうに
すばらしかったです。
アンケートにも
「もっと見たかった」
という声が多かったです。
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この一幕は,本来は
主役杜麗娘と,
そのお付きの女性
春香(しゅんこう)が
一緒に出演します。
しかし,この日は
杜麗娘だけでした。
その替わり,ちいさな
春香(はるか)ちゃんが
花束のプレゼンターに・・・
会場から大きな拍手が
鳴り響きました。
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ここで休憩。
いつも受付の手伝いに
きてくださってる方々は
休憩中もお仕事です。
ほんとうにお疲れ様でした。
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さて,このとき
出演者控え室では・・・
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出演後の三野さんと
司会者さん・春香ちゃんが
記念撮影。
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メンバーもちゃっかりと
カメラに収まります。
昆劇俳優とのショット。
きっとよい思い出になりますね!
※最後の2枚の写真は
りゅうめいさん提供。
ありがとうございました。
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