中国音楽ファンの方の中には台湾好きの方もいると思います。
そんな方のために、台湾通のあなたでも行ったことのない、そして旅行ガイドにまだ載っていない、台北のちょっとした寄り道スポットをご紹介いたしましょう。

寄り道スポットその1 齊東詩社
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なぜか日本人だらけの朝ご飯屋「阜杭豆漿」の近くにあるスポット、日本統治時代の建物をリノベーションした展覧場です。
昔は偉い将軍さんが住んでた家だそうで、今は台湾の詩人の作品が展示されています。
http://poeticleap.moc.gov.tw/

寄り道スポットその2 文房
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同じく日本人だらけの「阜杭豆漿」の近くにある、日本統治時代の建物をリノベーションした展示場兼喫茶店です。
予約をしてから行くとお茶とケーキが頂けるらしいので、行きたい方は下記サイトをチェック。
http://www.vvgchapter.com.tw/

寄り道スポットその3 台北琴道館
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またまた「阜杭豆漿」の近くにある、「古琴」という中国伝統楽器の博物館です。
社団法人中華古琴学会という非営利活動法人が管理しており、この学会の会議のある日は開館時間であり、門も開いており、門の前に特に注意書きもなく、普通に入場できるにもかかわらず、入った途端に「今日は会議だから入れないよ!」と追い返されます。なんでやねん。
http://www.taipeiqinhall.com/

寄り道スポットその4 台北捷運(MRT)
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大阪の地下鉄と比べて遥かに大きく清潔な台湾の地下鉄です。
MRTなんて知ってるよ!バカにすんな!と思った方は、こんなものを探してみてください。
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無料のレンタル傘です。夏場は毎日のようにゲリラ雨が降る台湾、「駅から出たら大雨なのにこんな時に限って傘を忘れた!」という時に傘を借りることができますが、こんな時に限らず99%の確率で傘はありません。「愛心傘」は日本語で「思いやり傘」と訳すことができ、説明書きには「使ったら返してね、思いやりを循環させてね」と書いてありますが、「台湾人って思いやりがないのかな…」なんて誤解しちゃいます。台湾人はとても親切で思いやりがあります。傘を家に忘れてしまっただけなんです。
「愛心傘」スタンドに傘があるのを見かけたあなたはラッキーです。

「九份」や「故宮博物館」はもう飽きた台北初心者のあなた、「華山1914」や「袖珍博物館」にも行ったことのある台北中級者のそこのあなた、次はこれらのスポットを訪れて、台北上級者になってみてはいかがでしょうか。