隙あらばリピーター通いしたいパラダイス。
前回は以下をご紹介いたしました。
①みんぱく:国立民族学博物館
②KOBE三国志ガーデン
③観峰館
④けいはんな記念公園 水景園

更にお勧めのパラダイス第二弾であります。
もう何年のお付き合いになりますか。
これを言ったら「またその話」と画面に向かってつぶやく友人の姿が目に浮かびます。

そう、初めて私が足を運んだ頃には牛小屋があって、牛さんがお住まいになっており、風に乗って時々周囲ではそこはかとなくかカオルんです。。(以下自粛)
ご安心ください。現在は姿も形もニオイもありません(^^)。

前置きはさておき、
パラダイスの名前は『日本玩具博物館』
http://www.japan-toy-museum.org/
その名のとおり、おもちゃの博物館なのです。

季節ごとの企画やいろいろな切り口でおもちゃを展示紹介する特別展。
館内だけにとどまらず、日本全国、海外でも同様に郷土玩具などの企画展を開催してるんですよ、それも公的な施設でなく、個人の運営する施設なのです!すごい!!

「日本玩具博物館は兵庫県姫路市にある、個人運営による博物館。博物館法に基づく博物館相当施設である。約50年かけて収集されたコレクションの規模・内容のユニークさから日本を代表する玩具博物館として世界に知られる。」
・・・ ウィキペディアより引用

本筋に戻ります。

玩具館は兵庫県は姫路市の郊外にあります。
公共交通機関利用ならJR姫路駅から播但(ばんたん)線で香呂(こうろ)駅下車。20分くらいかな。(昨年から香呂駅でもICOKA使えるようになりました~ぱちぱち。)
駅前のパン屋さんでパン買って(買わなくてもいいですが)南に向かって歩くこと10~15分。

こんもりした杜と公園の前にすくっと建つまばゆい白壁の蔵が日本玩具博物館。
(入館前に公園トイレで用を足しとくとよいかも。)
暖簾をくぐって館に入ると番台?で学芸員さんが笑顔でお出迎えしてくださいます。下駄箱に履物をいれてスリッパを着用。
それぞれの建物に郷土玩具や懐かしい玩具、人形やちりめん細工などが展示されており、実際に触れて遊べるコーナーもあります。

昭和世代のおもちゃが並ぶ常設展の前に立とうもんなら、それぞれのキャラクターのアニメソングが口から出て止まりません。
ひっそりと、ですが唄い続けてしまうのは私だけではないはず!
同世代限定で盛り上がるCMソングもしかり。だれか止めて‐、です。
わずか1メートルの移動にどんだけ時間かかるん、、人迷惑な話です(人により実話)

時間泥棒と格闘しながら1号館、2号館、3号館を見た後、ミュージアムショップのシャボン玉やビー玉をチラ見しながら出口で館のサンダルに履き替えます。お土産は観覧の後の楽しみにとっときましょう。

外へ出るとと小さな庭には所狭しと植わった四季折々の花や木が、小鳥が出迎えてくれます。
で、4号館へ行くもよし、囲炉裏のあるランプの家(5号館)でちょっと一服。
または6号館の前にも喉を潤すコーナーもあり、立ちっぱなしで疲れた脚をちょっと休ませてあげましょう。(ここでこっそり駅前で買ったパンを。内緒!)

さてさて、休憩の後は私にはメインイベント!

今回はちょうど6号館で開催されているのが特別展「世界の民族楽器と音の出るおもちゃ」なのです。

今回の展示の切り口は、「音の出る玩具や素朴な民族楽器を叩く、吹く、弾く、こするなど、発音の行為に注目してグループごとに展示」だそうです。
興味惹かれるものは人によって千差万別。
この間訪れた時は、玩具に囲まれて笛を吹いてる人形たちに呼ばれて、ついつい長居してしまいました。




http://www.japan-toy-museum.org/instruments2017.html
↑こちらに詳しく紹介されていますが、文字や画像で見るのと実際見るのとでは、さらにいくつか実際に触れることができるコーナーもあり、その楽しさをご自身で体感されることを強くお勧めします(^^)。

この展示は10月22日まで。
あわてて行ってください。(笑)

この企画の後はクリスマス展♪
そして、来年の干支の展示と次々とパラダイスは私たちを待ってくれてます。まあ、いっぺん行ってみてください。一人でもパラダイス、お連れの方がいたらまた話が弾みパラダイス。老若男女、小鳥にワンちゃん、みんなが笑顔になるパラダイスを実感されることでしょう。

☆神戸開港150年記念事業の「神戸港と神戸文化の企画展」にTOY&DOLL COLLECTIONとして出展中。神戸税関の隣、KIITOにて玩具館ならではの展示が見られます。(←まだ行ってないけど)12月28日まで。