天翔楽団(てんしょう がくだん)

天翔楽団は,2003年1月,自由に中国音楽を楽しむ愛好者の演奏の場を作ろうと結成された市民楽団「天昇楽団」として発足しました。過去、張連生氏(二胡演奏家)、金士友氏(中国・吉林大学教授、作曲家)を音楽指導に迎え、 結成後まもなくミニコンサートと二胡体験教室を開いたのを皮切りに,年1回の定期演奏会を中心に,海外公演・学校公演・サロンコンサート・合奏体験など, さまざまな活動を展開しております。

2008年,楽団名を「天翔楽団」に改名し、またシンボルマークも制定しました。現在,陳紹箕(Chen Shaoji)氏(国家国楽団・高雄市国楽団・中華国楽会顧問)と劉宏軍(Liu Hongjun)氏(オーケストラ「天平楽府(てんぴょうがふ)」代表)を顧問に、また芸術総監督・指揮として井上康夫氏を迎え、中国音楽をより多くの人に親しんでいただけるよう活動しています。

芸術総監督・指揮:井上康夫(いのうえ やすお)

兵庫県生まれ。相愛大学音楽学部チェロ専攻卒業。ポーランド国立ワルシャワ・ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)大学院研究科修了。チェリストとして室内楽やオーケストラを中心に活動を展開している。同時に、指揮・指導にも意欲的に取り組み、吹奏楽・オーケストラ・オペラ・中国音楽の各分野で指揮者としての経験を重ねてきた。

近年の指揮活動としては「明石子午線ウインドオーケストラ」、「アンサンブル プティ・タ・プティKOBE」、中国音楽アンサンブル「天翔楽団」各団の定期演奏会を軸に置き、第6回中国音楽フェスティバルや第17回音楽の祭日inみんぱく等、さまざまなイヴェントにも参加している。また2012年2月、台湾・新竹市演奏廳にて開催された「新竹市立青少年國樂團 天翔楽団 交流音楽会」においては、日本ではまだ珍しいチャイニーズ・オーケストラ形態の楽団の威信をかけて、指揮を務めた。

相愛オーケストラ講師を経て、現在、大阪芸術大学管弦楽団演奏要員、アクシスチェロ四重奏団メンバー、チェロアンサンブル「エクラ」メンバー、「SOAI Cello Family」メンバー、MIKIミュージックサロン梅田チェロ講師、室内楽グループ「アンサンブル“ベンジェ・ドブジェ”」代表、国立明石工業高等専門学校吹奏楽部招聘講師、弦楽合奏団「アンサンブル プティ・タ・プティKOBE」指揮者、「明石子午線ウインドオーケストラ」音楽監修・指揮者、中国音楽 アンサンブル「天翔楽団」芸術総監督・指揮者。